2016年12月18日日曜日

「自分がやるなら・・・」と考え「フェアに」評価する~第355回(投資部第11回)

今回は、忘年会も兼ね、久々の

「リアル討議」

でした。遠隔の方も、お疲れさまでした。


討議で取り上げた企業は、

・AngloAmerican
・FitBit
・Hilton

でした。

全く見方が異なるので、比較しながら振り返るのがよいでしょう。

ざっと見ておきましょう。


●AngloAmerican

資源価格の影響を大きく受け、業績低迷で苦しんでいます。
非中核事業の切り離しなど、どのような手を打っているか、よく見ておきましょう。

以前取り上げた、「ロイヤル・ダッチ・シェル」の話もしました。

エネルギー/資源の分野は、数十年の単位で見ていく必要がある分野です。

シェルの、天然ガス事業(M&A)を例に取り話をしましたが、僕が「天然ガスシフト」の必然性について大学で学んでから、20年以上経過しています。


●FitBit

企業における健康管理ニーズの高まり、という点で、非常に面白い業界だと感じました。

直近では、デバイスの信頼性などについて、訴訟が起こされています。
自身が経営者ならどうするか考えつつ、実際、どうなっているか、よく「事実」を調べましょう。

また、それらの「打ち手」に対して、投資家がどのように反応しているかも、見ておきましょう。


●Hilton

「高級ブランドのフランチャイズ」という、ユニークなビジネスモデルになっているのが、この業界です。事業の一部を切り離すようですので、その動向に注目しましょう。

エッジセミナー」「制約思考セミナー」「BPIセミナー」などでも度々取り上げていますが、事業再編中の企業からは、得るものが多いですね。


Amazon.co.jp のサイトへ移動)
結局、原典にあたるのが、早いようです。
1000ページの大著です、冬休みに読んで、新年以降の討議に
臨んでください。


●ここまでの総括に代えて

一部の人には話しましたが、

「いまから、自分がその企業/事業を経営するなら、どうするか」

考えることで、その企業/事業の実態を、正しく把握し評価することができます。

FitBitは、集団訴訟を起こされていますが、どうするのが良いのでしょうか?

唯一の正しい答えはありませんが、

「自分の考え」
「実際のFitBitの打ち手」
「投資家の評価」

を明らかにしていく討議を通じ、自分なりの「答え」を出すことはできます。

「なるほど、そういう手があるのか」
「そうなるのか」
「そう、見られてしまうのか」

を繰り返すことで、事業や企業の価値を

「正しく評価」

することができるように、なると思っています。


視点を、変えることです。

そして、「ブレないように」することです。

例えば、

「自身がその企業に入り、株式だけをもらって働く」

と考えてみれば、とても分析しやすくなります。
(僕は、そうしています)


先の、「エネルギー・資源」の話もそうですが、

「目先の話」

にとらわれず、

「何を、どう、議論すべきか」

よく考え、議論を持ち込むようにしてください。



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