「発明塾®」へようこそ!: 発明塾交流会(東京京都合同発明塾)開催報告

2010年12月6日月曜日

発明塾交流会(東京京都合同発明塾)開催報告

今回は、発明家のイベント後に、品川で京都組2名(イベント出席者)と東京組2名+大人、で発明塾交流会を行いました。

結果的には、各自の発明を2時間も議論することになり、通常の発明塾と何もかわりませんでしたが・・・

さて、議論したポイントとしては、以下の点です。

・考えたコンセプトについて、絶対に先行技術があるはずなので、まずそれを探す。
・自分のコンセプト、もしくは具現化したアイデアのどこが新しいのか、つまりどこが本質なのか、を技術要素に分解して、整理する。この際も、それぞれの要素について先行技術を検索し、それとの違いで考える。
・1発明、1(新規)アイデア。複数のなんとなく新しいものを組み合わせても、「すごく新しく」はならない。ひとつに絞って、それが新しい理由を考える。「探す」というよりは「考え出す」という感じです。なんで新しいと言えるのか。まずは「屁理屈」でもいいので、考えてみることです。

結局は、1にも調査2にも調査、それをもとに徹底的に考える、なんですよね。

発明家のイベントでは、他の発明家の方との交流と、その前に少し、私が使っている特許分析を元にした発明法の解説をしました。こうすれば、必ずそれなりのアイデアが出せる、という手法です。もっとも、特許に関する理解、特許自体をバリバリ読みこなす事が必要となりますが・・・(私の場合はそれが普段の仕事なので)

私自身、なんでもシステマチックにしないと気が済まないタチなので・・・そういったことが好きな方には、気に入っていただけたのではないかなと思います。もちろん、「あ、ひらめいた」という発明を否定するわけではありませんので、まずは各自の手法で取り組めば良いと思います。

では、今後も宜しく。

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