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2011年5月7日土曜日

「ブレイクアウト」をおこすために。

「ブレイクアウト!」PHP研究所 より
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ブレストの心得として。

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適度な緊張が生産性を向上させる。これは多分殆どの人が理解している(ヤーキース・ドッドソンの法則というらしい)

緊張しすぎから逃れ、うまく「ブレイクアウト」するには。
1)信念に深く根付いた行為をする、もしくは考える。礼拝、読書、音楽、散策など。
2)繰り返しの行動で「リラクセーション反応」を引き起こす。言葉を繰り返すなど。
どちらもよく使う手ですね。10-20分ぐらいやるとよいらしい。

組織で「ブレイクアウト」を起こすには。妥協ではなく協調を起こすには。
・他人の学歴、専門知識、思考パターンに敬意を払う
・他人の貢献を馬鹿にしない
・「どんなアイデアも悪いアイデアではない」
・アイデアは「ひとりだけで考えていても発展しない」‐揉まれないといけない
・一見、無関係なアイデアや突飛なアイデアのほうが、直線的論理で考えたアイデアより価値があることが多いことを認める。
>組織は「矛盾」や「飛躍」を持ち込むためもの。論理的思考なら、独りが一番。
・最善の解決策に至るには、時間がかかると心得る。参加者の相互信頼が重要。
・ブレイクアウトがどう生じるか、全員が理解する。

手順としては以下。
①リラクセーション反応を起こす:言葉の繰り返しや音楽など。
②笑う:ジョークや雑談>講義の最初につかみの話をいれますよね、そんな感じ。
③教える:最高の学びは、教えること。立場が変わると気づきがある。
④運動:体を動かすと良い。
⑤新鮮なグラフ:感覚への刺激。視覚だけでなく、匂いや音も。
⑥話させる:例を挙げさせる、要点を説明させる、比喩を使う、など。
⑦斬新なアイデアを提案する:類義語辞典を使ったり、答えを組み合わせる>ネットを使うと面白い「ネタ」が出たりする。
⑧エレクトロニック・ブレインストーミング:面と向かってではなく、ネットを介して行う。このほうが、創造性が高まるらしい。