「発明塾®」へようこそ!: 発明塾京都 第41回開催報告

2011年6月9日木曜日

発明塾京都 第41回開催報告

@京都も41回ですか。一周年に近づいてきましたね。

6月頃に京大理学部自主ゼミサークルS2Sのメンバーに話をしたのが、@京都のきっかけですから、そういう意味では、一周年かな。

早いものです。
>今年も「起業と事業創造」で講義を行いますので、よろしく。

さて、昨日も個別指導方式で開催しました。6名の塾生さんからそれぞれのアイデアの発表?があり、それを討議しました。やはりこのほうが、効率はよさそうですね。

あとは、この一週間にTwitterで話題になった技術や知財に関することを、おさらいしました。期せずして、知的財産権(特許、意匠、商標、著作権等)や、不正競争防止法の話も出ました。

僕自身は、特許にする(なる)かどうかを別にして、アイデアを出すことは大切なことだと思うのですが、「何が新しいのか」ということと、「それを守ることができるのか」といういことを考えた場合に、「特許になるのかどうか」という視点を入れることは非常に重要です。

いいアイデアも、守れなければ真似されて終わり。これは私自身も数多く体験してきました。

また「独りよがりの新しさ」も、無意味です。先行技術との対比により、「世の中的に何が新しいのか」を考える事が重要です。それが「社会の進歩」を生み出すのですから。

ということで、今後も宜しく。