「発明塾®」へようこそ!: 発明塾京都第175回開催報告~「発明塾らしさ」は「必ず解けるという確信」らしい

2014年4月13日日曜日

発明塾京都第175回開催報告~「発明塾らしさ」は「必ず解けるという確信」らしい

第175回は、春休みのアイデアコンテスト終了後、初めての開催となりました。
すでにアイデアは提出しましたが、今後はその「振り返り」もふくめ、今後の飛躍に向けて、少し足場固めを行いたいと思います。

さて、今回は3つのトピックを取り上げました。

1)アイデアコンテストでベンチマークした特許群の、出願動向分析
2)知財/標準化戦略に関するケーススタディ(続)
3)先行技術分析の基礎(因数分解と課題解決分析)

詳細は割愛しますが、いずれも発明を進める上で、基本的なスキルですので、これを機会に

「解っている(つもり)の人は、より実践的に深堀り」
「解っていない人は、今のうちに挽回」

で行きましょう。しばらくは、皆でゆっくりと進めるつもりです。

提出した発明提案書の中で、
「割と読みやすかった」
ものは、この本の原則に忠実でした。
読んだ人も、読んでない人も、
いると思いますが・・・。

さて、余談を2つ。

4年を過ぎて、当初から在籍して活躍してくれた塾生さんが、卒業していろいろなところで活躍してくれる時期になっています。

先日、改めてお礼のメールを頂きました。

それで、当初の頃のことを、いろいろ思い出しました。

@京都は3年半ですが、毎週発明の討議を繰り返した学生さんが、社会に出ていくというのは、やはり、とても今後が楽しみで嬉しくもあり、すこし寂しくもあります。

ブレストの基礎や、マインドマップの使い方のような、今の発明塾からはちょっと想像できない「初歩的な」内容で、十分楽しかった頃のことが、とても懐かしく感じました。

一方で、そういう「楽しさ」自体を失ってはいけないな、ということも、改めて感じました。
今年は再び少し手さぐりで、「楽しさ(interesting)」を掘り起こしていきたいと、思います。


もう一つは、「発明塾」の取り組みを、他の先行技術文献と比較しての検討を、ここ1か月ぐらい行っていました。僕は気づきませんでしたが、ある元塾生さん曰く、

「絶対解けるという確信」

を持って、課題に取り組んでいるところが、発明塾のポイントの一つだそうです。その自信、どこから来るんですかね(笑


では、次回もよろしく。