「発明塾®」へようこそ!: 「発明提案書の”フォーマット”が、発明の質を決める」~発明塾京都第196回開催報告

2014年9月6日土曜日

「発明提案書の”フォーマット”が、発明の質を決める」~発明塾京都第196回開催報告

今回も、各自の簡易発明提案書を基に、討議を行いました。アイデアコンテストの締切は10月6日ですので、そろそろ本格的な「発明提案書」として具体化していく必要がありますね。

皆さんのおかげで、発明塾式の発明提案書も、少しづつ進化しつつあります。



いつも言っていることですが、発明提案書は、


「思考を深めるためのツール」


です。


つまり、自分が「より深く考える」ための、道具なのです。



すでに体験しているように、発明提案書の各項目の順番が異なるだけで、思考の深まりは、大きく変わります。人間の思考は、「書き順」のような単純なルールに、極端に左右されるようです。

合理的な順番で、自分の考えを書き出すことが重要であり、それを支援するツールが「発明提案書」だと、僕は考えています。



様々な分野のプロが書いた
「企画書」は、とても参考になる。
「発明提案書」は「企画書」です!
この部分を開発するべき、
こういう知財を取るべき、
と「提案」するのですから。



「発明提案書のフォーマット次第で、よい発明が出るか/出ないかが、決まる」

既に僕の中では、数百件の発明創出を経て、「勝てる発明を出すためのフォーマット」が明確に決まっています。また最近は、ベテラン塾生さんから、なかなかツボを押さえた発明提案書が出てくるので、読むのが非常に楽しみです。



後半戦では、試行を深めるための発明提案書の書き方に、もっとこだわっていきましょう!



今回は、発明塾定番ネタの「課題‐解決」の話もしましたが、これはまた改めて。

念のため、過去リンクをいくつか貼っておきます。内容は少し古いですが、最新の話は塾で「みっちり」やってますので、補足として活用してね。

立命館大学「発明講義」第13回から~発明の価値は「課題」で決まる

課題設定の技法(結局これに尽きる)
塾長の部屋(45)~「課題をクリエイトする」~結局は皆同じ事を言う


では、引き続きよろしく。