@東京復活から2か月。OBも交え、既に中身の濃い議論になっています。
一部メンバーは、ビジネスプランの策定にも入っており、どのようなExitを目指すか、更に緻密な議論と思考を積み重ねる必要があります。
4月以降は、特に「情報分析とシナリオプランニング」に力を入れます。
@東京に限りませんが、まずは@東京で口火を切っていきます。
次回4月18日(土)は、
「自動運転、IoT、可視光通信、3Dプリンター」
などの討議を行う予定です。
(討議内容は、各自の持ちこむ事前レポートにより、変わります)
討議参加希望の方は、こちらをご覧ください。
(当面、学生の方および塾OB/OGの方に、限定させていただきます)
「世界的規模の課題解決に取り組む」学生と共に、2010年に設立しました。
今後も、「未来予測」「発明」「投資」を通じ、世界的規模の課題解決へに取り組み、継続的に有為な人材を輩出することを目指します。
(「発明塾」は、運営元であるTechnoProducer株式会社の登録商標です)
2015年3月29日日曜日
2015年3月21日土曜日
「CNTセンサーの要所は”デバイ長”と理解できたか」~特許情報分析による技術マーケティング(発明塾京都第221開催報告)
今回も、各自の持ち込み討議を、3件行いました。
各自の発明については、情報管理の関係で紹介を割愛させていただきますが、今回取り上げたトピックの一つに、
「CNTを用いたバイオセンサーが、今後普及するかどうか」
を、”現時点での”論点にしたものがありました。
特許情報分析を基に、CNTの今後興りつつある用途を洗い出している途中で、出てきたものです。
該当する特許の一つが、これです。
「標的物質検出バイオセンサーおよび標的物質検出方法」
まず、中身を理解できなければ、
「普及するか否か」
議論する以前の問題です。
なぜCNTが良いのか。
これがわからないと、特許をマップにしたりグラフにしたりして、数字を”こねくり回し”ても、永久に結論は出ません。
詳しくは、実際に特許公報を読んでいただきながら、量子力学か物性物理の教科書を紐解いていただくとして、
「CNTを用いたトランジスタ」
と、結局のところ原理は同じなんじゃないの、というところまで、読み進められました。
「デバイ長」
なんて、懐かしいじゃありませんか。
こんなところで再会するとは・・・。
他、今回の特許で想定している用途は、「バイオセンサー」のようでしたので、
「抗原抗体反応」
「ELISA、ウエスタンブロットなどの従来の生化学の分析手法」
「RNA干渉」
など、生化学の基本的な技法や社会に出るまでに知っておきたい基礎知識を、おさらいしました。
こういう基礎的な知識がないと、新聞を読んでもチンプンカンプンになりかねないぐらい、技術進歩が経済と結びついています。
特に、新しいことをやる場合、その根源に
「サイエンス」
がないと、持続的な競争優位が得られませんので、常に最新のサイエンスの情報に目を配りつつ、それを瞬時に理解できる「基礎知識」を、身に付けていきましょう。
次回もよろしく!
各自の発明については、情報管理の関係で紹介を割愛させていただきますが、今回取り上げたトピックの一つに、
「CNTを用いたバイオセンサーが、今後普及するかどうか」
を、”現時点での”論点にしたものがありました。
特許情報分析を基に、CNTの今後興りつつある用途を洗い出している途中で、出てきたものです。
該当する特許の一つが、これです。
「標的物質検出バイオセンサーおよび標的物質検出方法」
まず、中身を理解できなければ、
「普及するか否か」
議論する以前の問題です。
なぜCNTが良いのか。
これがわからないと、特許をマップにしたりグラフにしたりして、数字を”こねくり回し”ても、永久に結論は出ません。
詳しくは、実際に特許公報を読んでいただきながら、量子力学か物性物理の教科書を紐解いていただくとして、
「CNTを用いたトランジスタ」
と、結局のところ原理は同じなんじゃないの、というところまで、読み進められました。
「デバイ長」
なんて、懐かしいじゃありませんか。
こんなところで再会するとは・・・。
僕が「細胞培養」に関する新規事業開発と
ナノ構造細胞培養プレートに関する技術開発を
行っていた時には、こんなに良い教科書は
ありませんでした。
高校で生物を選択していなかったので、苦労しました。
他、今回の特許で想定している用途は、「バイオセンサー」のようでしたので、
「抗原抗体反応」
「ELISA、ウエスタンブロットなどの従来の生化学の分析手法」
「RNA干渉」
など、生化学の基本的な技法や社会に出るまでに知っておきたい基礎知識を、おさらいしました。
こういう基礎的な知識がないと、新聞を読んでもチンプンカンプンになりかねないぐらい、技術進歩が経済と結びついています。
特に、新しいことをやる場合、その根源に
「サイエンス」
がないと、持続的な競争優位が得られませんので、常に最新のサイエンスの情報に目を配りつつ、それを瞬時に理解できる「基礎知識」を、身に付けていきましょう。
次回もよろしく!
2015年3月18日水曜日
少し周りと差をつけたい!「就活生」の皆さんへ~発明塾OBのノウハウを
「なんとなく行きたい業界はあるけど、実際に一つ一つの企業の違いが判らない」
「こういう技術に関わりたい!はあるけど、それって実際どの企業でやってるの?」
就活生の方から、こういう声を、よく聞きます。
(先日参加した、京都大学機械系のOBOG交流会でも、同様の声が多く聞かれました)
そんな就活生の皆さんを対象に、「発明塾OB」が、
「企業の調べ方」
を、紹介します。
例えば、こんな感じです。
もっと知りたい!自分も、興味がある企業のことをもっと調べたい!
そういう就活生の皆さんは、コチラまで。
(就活生以外の大学生も、参加できます)
「こういう技術に関わりたい!はあるけど、それって実際どの企業でやってるの?」
就活生の方から、こういう声を、よく聞きます。
(先日参加した、京都大学機械系のOBOG交流会でも、同様の声が多く聞かれました)
そんな就活生の皆さんを対象に、「発明塾OB」が、
「企業の調べ方」
を、紹介します。
例えば、こんな感じです。
もっと知りたい!自分も、興味がある企業のことをもっと調べたい!
そういう就活生の皆さんは、コチラまで。
(就活生以外の大学生も、参加できます)
2015年3月12日木曜日
意思決定のための情報分析(IoT編 第一回)~発明塾東京 第73回報告
第72回で宣言した通り、発明塾東京を復活させました。
6年目に入りますので、@東京を復活させると共に、今後の発明塾の運営も見直します。
(2015年は、移行期間として、参加者に応じて柔軟に運営します)
OBOGも増えたことから、更にレベルの高い討議が出来る場を、1年かけて準備します。
すでに、これまで発明塾で教えてきた基礎的なテクニックや、それを身に付けるためのトレーニングは、弊社TechnoProducerで教材化がほぼ完了し、「e発明塾」として、誰でも受講が可能です。
受講希望の方は、こちらからお問い合わせ頂くか、受講案内の配信(発明塾講義配信に付随しております)を、ぜひお申し込みください。
塾生として認められた学生さんは、弊社TechnoProducerの発明講座「e発明塾」を無料受講できますので、皆で集まれる貴重な機会に、僕が「わざわざ」教える必然性はゼロです。
むしろそれらの
「基礎的な発明能力/情報分析能力」
を用いた、さらに高度な議論ができる人材の育成が求められていますし、人材が育成出来たかどうかの判断指標を持つためにも、これまでの発明塾と同様に、
「集合討議を通じた、具体的なアウトプットの創出」
を、次の5年で行います(詳しい運営方針はこちら)。
具体的には、技術系企業のCTO(技術取締役)の参謀になれるような、
「10-20年後を見据え、どの技術に投資し、また知財を確保すべきか」
「どの企業が、自分たちの技術の事業化を加速させ、事業における支配権を強化できる技術資産を持っているのか」
という、
「技術/事業投資」
の観点から、
「シナリオプランニング(未来予測)=発明」
が出来る人材の育成を目指します。
今回は、「IoT」をテーマとして、
「IoT時代の到来において、重要な技術要素は何か?」
「それを確実に保有しつつある企業はどこか」
を、情報分析と仮説立案を繰り返しながら、議論しました。
議論の詳細は、今後「発明塾講義」にて、逐次紹介予定です。
また現在、今回の分析結果を基に、今後の討議のたたき台となる、
「RFA(Request for Analysis)」
を、発明塾設立メンバーの一人/OBであり、現在は弊社メンバーでもある「小塚(おづか)」が、作成しています。
近日中に、本HPにて公開予定です。
今後も、月1回は東京で集合討議を行います。
参加/見学希望の方は、こちらを御覧ください。
6年目に入りますので、@東京を復活させると共に、今後の発明塾の運営も見直します。
(2015年は、移行期間として、参加者に応じて柔軟に運営します)
OBOGも増えたことから、更にレベルの高い討議が出来る場を、1年かけて準備します。
すでに、これまで発明塾で教えてきた基礎的なテクニックや、それを身に付けるためのトレーニングは、弊社TechnoProducerで教材化がほぼ完了し、「e発明塾」として、誰でも受講が可能です。
受講希望の方は、こちらからお問い合わせ頂くか、受講案内の配信(発明塾講義配信に付随しております)を、ぜひお申し込みください。
塾生として認められた学生さんは、弊社TechnoProducerの発明講座「e発明塾」を無料受講できますので、皆で集まれる貴重な機会に、僕が「わざわざ」教える必然性はゼロです。
むしろそれらの
「基礎的な発明能力/情報分析能力」
を用いた、さらに高度な議論ができる人材の育成が求められていますし、人材が育成出来たかどうかの判断指標を持つためにも、これまでの発明塾と同様に、
「集合討議を通じた、具体的なアウトプットの創出」
を、次の5年で行います(詳しい運営方針はこちら)。
具体的には、技術系企業のCTO(技術取締役)の参謀になれるような、
「10-20年後を見据え、どの技術に投資し、また知財を確保すべきか」
「どの企業が、自分たちの技術の事業化を加速させ、事業における支配権を強化できる技術資産を持っているのか」
という、
「技術/事業投資」
の観点から、
「シナリオプランニング(未来予測)=発明」
が出来る人材の育成を目指します。
「人工知能」「BigData」にまつわる
様々な「モヤモヤ」を、
部分的に解決してくれた本です
今回は、「IoT」をテーマとして、
「IoT時代の到来において、重要な技術要素は何か?」
「それを確実に保有しつつある企業はどこか」
を、情報分析と仮説立案を繰り返しながら、議論しました。
議論の詳細は、今後「発明塾講義」にて、逐次紹介予定です。
また現在、今回の分析結果を基に、今後の討議のたたき台となる、
「RFA(Request for Analysis)」
を、発明塾設立メンバーの一人/OBであり、現在は弊社メンバーでもある「小塚(おづか)」が、作成しています。
近日中に、本HPにて公開予定です。
今後も、月1回は東京で集合討議を行います。
参加/見学希望の方は、こちらを御覧ください。
2015年3月6日金曜日
「技術からビジネスプランへ」~発明塾京都第220開催報告
今回も、以前より討議している「ある塾生さん」のトピックである、3Dプリンターを用いたビジネスプランのブラッシュアップを行いました。
現状、どういう技術が利用できるかで、どういうビジネスモデルが組めるかが決まってきます。
具体的には、競合技術をベンチマークしながら、
「3-5年後の状況」
を見据え、
「どの部分を自分たちでやるべきか」
「どこと組むのがよいのか」
「その先の展開をどう考えるのか」
議論しました。
詳細は別途、「発明塾講義」で解説するとして、かなり具体的なビジネスプランが見えてきました。
と、同時に
「3Dプリンターにこだわることは、ないよね」
ということも見えてきます。
この辺が、発明塾ならでは、という所でしょう。
「一旦、ある技術を前提に議論を進めるが、よい”課題”が見つかれば、逆にそれに最適な技術を探し、再発明する」
ことが、
「優れた発明」
への近道です。
次回も引き続き、各業界の最先端技術を、再発明しましょう。
あ
現状、どういう技術が利用できるかで、どういうビジネスモデルが組めるかが決まってきます。
具体的には、競合技術をベンチマークしながら、
「3-5年後の状況」
を見据え、
「どの部分を自分たちでやるべきか」
「どこと組むのがよいのか」
「その先の展開をどう考えるのか」
議論しました。
塾生さんの推薦図書です。
個人的には(下)の、J.ジョイスに関する
講義が楽しみです。
ジョイス、ボルヘス、はその後の小説に
大きな影響を与えたという意味で、
「偉大な発明家」です。
詳細は別途、「発明塾講義」で解説するとして、かなり具体的なビジネスプランが見えてきました。
と、同時に
「3Dプリンターにこだわることは、ないよね」
ということも見えてきます。
この辺が、発明塾ならでは、という所でしょう。
「一旦、ある技術を前提に議論を進めるが、よい”課題”が見つかれば、逆にそれに最適な技術を探し、再発明する」
ことが、
「優れた発明」
への近道です。
次回も引き続き、各業界の最先端技術を、再発明しましょう。
あ
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