「発明塾®」へようこそ!: 「イシュー」を明らかにするのが分析~発明塾京都第223開催報告

2015年4月10日金曜日

「イシュー」を明らかにするのが分析~発明塾京都第223開催報告

今回も、各自のテーマでの討議としました。

4月に入りましたので、各自が自分のテーマを、自主的に進める(自律:Autonomy)を徹底します。

各自のアイデアに関わる部分は割愛としますが、今回も、

「分析」

中心で進めました。


一つのトピックとして、ある学生さんの分析結果の一部分、

「三菱重工業(株)の、ガスタービン分野の技術開発状況を明らかにする」

をベースに、討議しました。

明らかにする、といっても、いくつかの視点があります。


発電用タービンの分野において、MHI(三菱重工業の略称)は、GE(General Electric)と競合しています。

三菱重工、GEとのアルストム買収合戦から見る今後の課題

上記の記事によれば、最先端の分野では、肉薄しているようですので、比較対象には、良い相手といえます。



(画像をクリックすると、分析が継続できますよ)


つまり、


「分析とは比較」

であるとするならば、


「何と何を比較して、何を明らかにするのか」

を、まず決めないと、分析は始まりません。


MHIとGEは、関連IPCの出願件数でもデッドヒートを演じているようですので、この2社の比較から、それぞれの会社の戦略が見えてくる可能性は、高いでしょう。


引き続き、

「まず、証明したい命題」

を明らかにしながら、分析に取り組んでくださいね。


ではでは、次回は@東京で!