2015年4月29日水曜日

「自動運転・可視光通信・3Dプリンター・ウエアラブル・IoTの特許分析から事業機会を探索する」~5月9日の発明塾(@東京)

5月9日(土)に、5月度の@東京を開催します。
(4月の報告はコチラ


前回の議論を踏まえて、

・3Dプリンター、ウエアラブル/フレキシブルデバイス
・eコマース、電子決済、生体認証
・自動運転、IoT、可視光通信
・固体照明、省エネ技術

あたりをトピックに、引き続き

・特許情報分析
・財務分析
・知財戦略分析

と、それを踏まえた

・事業機会/投資機会の発掘
・シナリオプランニング
・主なプレーヤーのM&A(事業売却も含む)の対象、タイミングの予測

を行います。


興味ある方は、前回のRFA(Request for Analysis)を参考に、上記分野のいずれかに関する「自分なりの分析レポート」をまとめた上で、コチラからお申し込みください。


ではでは。


2015年4月26日日曜日

「予測した未来の到来を確認し」「未来を予測する」ための情報分析法~発明塾第298回開催報告

4月からは、京都と東京で議論の内容を統一していますので、改めて

「発明塾™」(TechnoProducer株式会社の登録商標です)


として、通算カウントを行います。


体験会や、特別開催/合宿は、含みません。



さて、今回も


「3Dプリンター、ウエアラブル、IoT」


に関連する、塾生さんのBizプランを討議しました。



時代の流れ(クロックスピード)が速くなっていますので、


「近い未来」


を予想しようとすると、


「予測している途中で、どんどん新しい情報が入ってくる」


という状況が生まれます。


これは、


「シナリオの修正を、その都度迫られる」


という、悪循環をもたらします。



よく

「先を読む」

といわれます。


それってどういうことなのでしょうか?

具体的に「どれぐらい先」のことを、考えればよいのでしょうか?

漠然としていて、イメージしづらいですよね。


「全てのモジュールが、等しく作られているわけではない」
だから、技術が進化する。
TRIZの原典を熟読すると、アルトシュラーも、
全く同じことを言っています。


ポイントは、


「まだ、殆ど情報が無い未来を、予測していくことから始める」


ことです。これが、どれぐらい先を読まないといけないか、に対する僕なりの答えです。



「殆ど無い」

が、味噌かもしれません。

「あるかないか、ギリギリ(エッジ)」

と考えてもよいでしょう。


「情報がある」


ということは、


「誰かが考えている」


ということだからです。



「まったくない」


のも困りものですが、


「他の人は、考えられないであろうけれど、自分なら頑張って考えられる程度の、ごく少ない情報」


に基づいて、


「仮説-検証」


で、どんどん先を考えていくのが、


「発明塾式」


です。



小塚さん命名による


「仮説検索」(*)


も、この考え方にもとづく技法ですね。


「エッジ特許」(*)

も、同じです。


よく、


「新聞を読んでも意味がない、新聞に出ている時点で情報価値はゼロ」


とおっしゃる方がおられますが、


「同感」であり、「ちょっと違う」


という感じです。



新聞は、


「自分が予測した未来が、どれぐらい近づいてきたか」


を、概観できるという意味で、意味のあるメディアです。

(情報価値は、ゼロかもしれません)


あるいは、


「ここまでは、みな、考えているんだな」


ということがわかる、つまり、


「世の中の水準」


を知らせてくれるもの、と考えましょう。



「特許検索」


も、


「誰が、何を、どこまで考えているか」


を調べるために行うんだよ、という話をしていますよね。



「調べる」


のは、


「突破」


するためですから、


「突破すべき、最先端の壁」


を素早く知ることが重要です。



「検索能力が、発明効率を大きく左右しますよ」


と、いつも言うのは、そういうことです。


「最先端だけど、既に考えられている」

ことを、自分も後追いで考えていたのでは、時間がいくらあっても足りませんね。


「先読み」を効率化するために、どうしても

「仮説検索」「エッジ特許」

が必要なのです。発明には、常に締め切りがありますしね。
(締め切り、しっかり守ってね!)


皆さんも、今回の議論を基にどんどん「仮説検索」を行い、


「まだ見えぬ未来」


を、


「効率よく」

見通してください。


では!




* 「仮説検索」
「エッジ特許」は、TechnoProducer株式会社の登録商標です。


2015年4月19日日曜日

投資判断のための特許情報分析とシナリオプランニング(IoT編 第2回)~発明塾東京 第74回報告

前回に引き続き、

「ウエアラブル、IoT、自動運転、3Dプリンター」

あたりに関連した、ビジネスプランの策定と、特許情報分析の議論を行いました。


日本ではあまり盛んではないようですが、米国では「ビッグデータ分析の一環としての特許情報分析」は、かなり「熱い分野」のようで、実際に、英語の特許分析サイトは新しいものがどんどん出ており、機能も充実してきています。

今後は、海外の最新動向も踏まえ、

「投資/事業意思決定に直結する、特許情報を含む情報分析手法」

の確立と、実践を追及します。

「リスクに見合ったリターンの、最低ラインはどこか」
金融工学の知識は多少必要ですが、高校3年生ぐらいの
数学力とエクセルがあれば、瞬時に、綺麗に答えが出ます。
最後は数字、ここは投資も事業も同じです。


ちなみに、前回の情報分析と討議の中で、

「この企業、要注意だな」

とマークを付けた企業の株価が、先日

「急上昇」

しました。最終的に、数日で20%ほど切りあがったようですので、タイミングを外さなければ、

「特許情報」

という先行指標は、

「強烈なリターンをもたらす」

ということが、確認できました。


見ている人は見ている、ということでしょう。


また、今回の討議で、特許情報分析を、意思決定につなげるには、

「知財戦略から見た業界分析」

が必須である、ということも確認できました。

「小川理論」「丸島理論」

を押さえていなければ、特許情報から

「誤った結論」

を導き出してしまうことも、分かりました。


「戦略論という文脈に沿った、情報分析」

が重要であることは、リデルハートやクラウゼビッツを紐解かなくても

「当たり前」

ですが、分析していると、つい目の前の数字や情報に、

「一喜一憂」

してしまいがちなので、注意が必要です。


次回も引き続き、

「投資や事業意思決定に使える情報分析とは、どのようなものか」

根本から問い直しながら、あくまでも

「実践的」

に進めたいと思います。


では、次回もよろしく。


2015年4月10日金曜日

「イシュー」を明らかにするのが分析~発明塾京都第223開催報告

今回も、各自のテーマでの討議としました。

4月に入りましたので、各自が自分のテーマを、自主的に進める(自律:Autonomy)を徹底します。

各自のアイデアに関わる部分は割愛としますが、今回も、

「分析」

中心で進めました。


一つのトピックとして、ある学生さんの分析結果の一部分、

「三菱重工業(株)の、ガスタービン分野の技術開発状況を明らかにする」

をベースに、討議しました。

明らかにする、といっても、いくつかの視点があります。


発電用タービンの分野において、MHI(三菱重工業の略称)は、GE(General Electric)と競合しています。

三菱重工、GEとのアルストム買収合戦から見る今後の課題

上記の記事によれば、最先端の分野では、肉薄しているようですので、比較対象には、良い相手といえます。



(画像をクリックすると、分析が継続できますよ)


つまり、


「分析とは比較」

であるとするならば、


「何と何を比較して、何を明らかにするのか」

を、まず決めないと、分析は始まりません。


MHIとGEは、関連IPCの出願件数でもデッドヒートを演じているようですので、この2社の比較から、それぞれの会社の戦略が見えてくる可能性は、高いでしょう。


引き続き、

「まず、証明したい命題」

を明らかにしながら、分析に取り組んでくださいね。


ではでは、次回は@東京で!


2015年4月4日土曜日

「意思決定」のための特許情報分析~発明塾京都第222開催報告

今回は、参加者それぞれが多忙につき、個別討議として実施しました。
(ゆえに詳細は割愛)


宣言通り4月からは、本格的に

「単なる発明法/発想法/知財創出法」

の領域は脱して、

「結果を出すために必要な思考法と、具体的なツールに習熟する」
(もちろん、結果を出す)

の段階に、進めます。


以前から気になっていたことですが、

「面白い発明が出たからよかった」

という所で、殆どの人が満足してしまいます。


必要なのは、

「必要なときに、いつでも必要な発明が出来る方法論」

を身に付け、身に付いたことを「結果で確認する」ことでしょう。


すでに弊社TechnoProducerにて、続々と

「発明塾の発想法、知財創出の手法」

が教材化されていますので、発明塾でわざわざ説明する必要が無くなりました。


皆さんの時間が有効活用できるようになったという意味で、非常に良いことです。

「いつでもどこでも、やる気さえあれば、発明塾の手法を身に付けることができる」

環境が、整いつつあるからです。


それなりのボリュームですが、これらをすべて学んだうえで、楠浦と討議すると、

「まったく違う地平線」

が、見えて来るでしょう。それが、

「僕が見ている景色」

になります。

全ては「意思決定」のために。
意思決定とは「資源配分」。
就職も「人生の貴重な時間を投資する」
意思決定ですよ、塾生さん


重要なのは、

「発明は、証明すべき命題の一つのピースに過ぎない」

ということです。


最終的に、

「インパクトのある意思決定とその実行」

に繋げなければ、費やした時間は回収できません。


「漫然と情報を集め、結論を出そう」

としてはいけません。

「証明すべき命題を、常に定義し」

「そのために必要な情報を探し、分析を通じて各種”推論”を駆使し、証明していく」

のが、

「正しい情報分析」

です。


発明塾必須図書「イシュー」読み直しましょうね。

では、次回もよろしく!