「発明塾®」へようこそ!: 1月 2017

2017年1月31日火曜日

【発明塾セミナー】「技術がビジネスモデルを変えていく」ように感じています



「「「 「技術がビジネスモデルを変えていく」ように感じています 「「「

企業内発明塾でやり取りをさせていただいた方の中に、最近

「サービスも含め、ビジネスモデルを考えるように言われる」

のようなお話をされる方が、多くおられます。

「今までと同じように、モノを作って、ただ売っていてもダメだ」

と上から言われるが、どうすればいいのか、ということは指示されないので困る、のようなお話も、よく伺います。

一方で、

「それって、自社が取り組む意味あるの? という、必然性のないアイデア になってしまう 」

など、

「技術やモノづくりと、サービスやビジネスモデルなどを繋げて考えることが、難しい」

のようなご感想も、いただきます。


また、大量の

「データ」

が生まれる/取得できる時代になり、ビジネスモデルの考え方も変わってきているのではないか、のようなご意見も、いただきます。


弊社から

「エッジ情報」

を調査し提供する際、

「ビジネスモデル」

に注目することも、増えてまいりました。


「調べる」

際も、

「どういうビジネスモデルなのか」

を分析することが重要だと、感じています。

「既に起きている未来」

が、エッジ企業のビジネスモデルに現れていると、発明塾では考えているからです。



● 発明塾式「ビジネス構想力」セミナー ~ 事業の本質的価値を高める「モート(堀)」を築く(2017年31日開催)
http://www.techno-producer.com/news/detail_644.html (弊社HP内)
http://edison-univ.blogspot.jp/p/201731.html (発明塾HP内)


「発明塾」で、技術的なアイデアにとどまらず、それを「収益化」し、「技術の価値を最大化」するために必要な「ビジネスモデル」を考えてもらうために、どのような指導をしているか、つまり、「ビジネス構想力を鍛える」ための指導内容について紹介するセミナーです。

実際に「新規事業創出」に関わったことがない塾生に、「ビジネスを構想する」とはなにか、または、「どのように考え始めればよいか」について、できるだけ具体的なイメージを持ってもらうため、どのような事例とフレームワークを用いているか、わかりやすく紹介いたします。


・これから新規事業開発に携わる
・新製品や新規事業のテーマ提案を、検討している/求められている
・ビジネスモデルも考慮した、研究開発テーマの企画提案を必要とされている
・事業、製品、または、研究開発テーマの企画提案を支援する立場にある

方には、是非、お越しいただきたく存じます。



【発明塾の近況ご報告】
「行き詰まり」を自分で解決する/一切を書きとめておく~発明塾第362
http://edison-univ.blogspot.jp/2017/01/362.html





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● 企業内「発明塾」開催にご興味をお持ちで、ご紹介/ご説明を希望される方は、
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● 知財戦略とはなにか~発明研究所のすすめ(2011年)

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7日間メール講座【115分の”発明塾”】「新しいコトを興す」ための情報探索術

8日間メール講座【発明塾】エジソンに学ぶ 発明と特許

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・発明塾に関する過去セミナー情報
・発明塾で得られた知見
・発明塾で取りあげたエッジ情報、および、エッジ情報探索のノウハウ
・特許や知財戦略に関する紙上講義
・知財教育に関する情報
・新規事業/新事業、新製品、開発テーマ、発明の創出、アイデア出し、知財開発、等の事例

について知りたい方は、ぜひご活用ください。

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●発行元 「発明塾」の TechnoProducer 株式会社

2017年1月30日月曜日

【発明塾】「安全なコミュニティーを創る」ため、「荷物受け取り」をテクった エッジ企業

・・・ e発明塾通信 vol.1182017130日発行)

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 新規事業・新製品のネタをお探しの方へ、ご転送、ご紹介をお願い申し上げます。

e発明塾「開発テーマ企画・立案における特許情報分析の活用」
 技術マーケティング、パテントマップ・特許情報分析の活用、コア技術・技術シーズの用途探索に取り組みたい方は是非。
 特許情報分析を用いた研究開発テーマ企画書・プレゼン骨子の実例付きです。テンプレートとしても活用いただけます。

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「「「 「安全なコミュニティーを創る」ため、「荷物受け取り」をテクった エッジ企業 「「「

今回は、ネットワークカメラを用いた、新たなサービスを展開している企業を取り上げます。

Ring HP
https://ring.com/


A Smart Doorbell

と呼ばれる、ネットワークカメラ付きインターホンを提供しているようです。

Never miss a Visitor

とあるように、不在時の訪問者、特に、宅配への対応を、一つの用途に挙げています。


HPには


Our Mission: To Reduce Crime in Communities

ともあります。

「安全なコミュニティーを創る」

といったところでしょうか。


では

「不在時の宅配への対応」



「安全なコミュニティー」

は、どのようなつながりがあるのでしょうか?


紹介ビデオによれば、不在時、荷物配送のため訪問した人に、

「荷物を玄関先に置いて行くように」

と伝える人がいるようです。

一方で、

Ring HP Neighborhood

https://ring.com/neighborhoods

を見ると、

「近隣住宅のカメラで撮影された画像を、見ることが出来る」

ようです。


この先は、どうなるでしょうか。

たとえば

Visitor

に注目し、

「仮説検索」

を行ってみます。

Visitor control and tracking system US 20070109134 A1
https://www.google.com/patents/US20070109134


「近隣」「地域」という発想が

「差分」

ですね。

宅配を行う側にも、インセンティブがありそうです。


このような

「広がる仕組み」

を製品と組み合わせることで、事業に

「深く、広い堀」

ができます。


発明塾で、アイデアを

「ビジネスモデル付き」

に育成するために用いているフレームワーク、考え方の一つです。



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2017年1月27日金曜日

「行き詰まり」を自分で解決する/一切を書きとめておく~発明塾第362回

今回は、前回の討議にもとづいた

「発明提案書」

から、討議を始めました。


● 「課題」を定義する

繰り返しですが、発明提案において、最も重要なことは

「課題を明らかにする」

ことです。

課題解決思考(1)

にあったように、

「発明の価値は、課題で決まる」

部分が大きいと、発明塾は考えているからです。

トレードオフとして、課題が定義できないか/どう定義しようとしていたか/どのように課題(仮説)を探していたか、討議過程をよく見直して下さい。



(画像をクリックすると Amazon.co.jp のサイトへ移動します) 
Amazonのプログラムから画像を引くことにしました。
疲れたときにどうぞ。


● 「行き詰る」ことが大切~自分なりの手法(Art)が生まれるから

最近、小塚さんには話したのですが、新人が新人でなくなるのはいつか、という問題があります。安富さんは、

「自分なりの結論を持ってきて」

と、おっしゃってました。それも一つです。

「モヤモヤ」

を、

「他人に解決してもらって、安心する」

というのは、実は要注意です。

「自身の成長が阻害されているのではないか」

と、疑った方がよいでしょう。


以前紹介した、「禅とオートバイ修理技術」には

「行き詰まりは 、何事においてもその本質を理解する上での先達である 。だから決して避けてはならない 。技術的な仕事においても同じことが言える 。行き詰まりを無心に受け止めることが 、 《クオリティ 》を理解する鍵なのだ 。学校で正規の訓練を受け 、あらゆる問題の処し方を学んだ修理工よりも 、独学で腕を磨き上げた者のほうがしばしば力を発揮するのは 、度重なる行き詰まりによってこの 《クオリティ 》を会得しているからである 。どんな情況にも無心に対処できるのだ 。」
『禅とオートバイ修理技術』より
(該当部は、塾生さんの写経報告により、教えていただきました)

と、あります。

また、その際、「書きとめておくこと」が重要であることにも、言及されています。

「こんなときのために必要なのが、研究ノートである。今やっていること、過去にやったこと、これやらやろうとしていること、これらをいつでも知ることができるようにいっさいもらさず書きとめておくのである・・・中略・・・問題となっているいろいろな事柄が複雑に絡み合い、ことの本質を見失うことになりかねないからである。ともすれば、途中で仕事を放棄しなければならなくなる」
『禅とオートバイ修理技術』より
(楠浦のメモより転記)

そのための

「発明提案書」

であり、検討ログなのです。

「何度も何度も書き直す」
「思考過程を書き留め、蓄積していく」

ことにより、

「モヤモヤ」

を解消し、自分なりの結論、そして Art へと、たどり着きましょう。



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2017年1月25日水曜日

どんな意見(アイデア)からも、学ぶことがある~発明塾第361回(投資部第13回)

今回は、

✔ Qualcomm

✔ Walt Disney Company

の2社について、討議を行いました。各社の


「ビジネスモデル」


特に


「堀」


を確認するところから、はじめました。


米国企業の多くが決算発表の時期に入っていますので、最新の情報をもとに、今後も討議を続けていきたいですね。




● 直近の各企業の決算動向


我々が注目している企業としては、すでに、P&G, American Express, JPMorgan, WellsFargo, 3M, United Health, GE, IBM, J&J などが、直近の4半期決算についてプレスリリースを出しています。この後も、Amazon, Intel, Caterpillar などの発表が控えています。

SECに提出された正式なドキュメントを入手次第、各企業の分析に入りたいところです。

皆さんよろしく。





(画像をクリックすると Amazon.co.jp のサイトへ移動します)
Amazonのプログラムから画像を引くことにしました。画像が粗いのですが・・・。
「お世辞ぐらい言え」、たしかに・・・。
「嫌われる勇気」など、最近は
「いい子ちゃん」だけでは、なかなかしんどいよね、
という本が売れているようですね。
「自然体」とは何か、考えさせられました。
Jimi Hendrix が言うように、どんな本(演奏)からも、学ぶことがあります。


● Qualcomm


直近では、特許ライセンスについて Apple からの訴訟が提起されるなど、改めて、独特のビジネスモデルが注目されているところです。


Apple は、初代 iPhone リリースの際に Infinion のモデムチップを用いるなど、慎重に検討を重ねながら事業を進めている企業です。今回の訴訟は「予想されたもの」だったといえるでしょう。


Qualcomm 社、および、その発明の歴史については、発明塾で度々講義を行っています。塾生から希望があれば、また行いますので、企画提案して下さい。


今回の討議では、Intel の動向と比較し、主に


「Connected Car」


領域について、議論を行いました。


引き続き深掘りを、よろしく。




● Walt Disney Company


昨年10月頃、映画部門の業績が、予想を既に上回っているというニュースで話題になりました。大リーグ中継などを含む「メディアネットワーク部門」を持っており、独特のビジネスモデルといえるでしょう。


過去何度も取り上げていますが、


「消耗品ビジネス」


の本質部分をよく考えると、Disney においても、同じことが行われていると気付くでしょう。


「ミッキーマウスを長生きさせたい」


Disney 社の戦略に、今後も注目しましょう。Amazon が仕掛けているように


「UI」


の時代になりつつありますので、新たな展開が予想されます。


「Amazon と Disney」


という文脈で見てきてほしいと思っています。

(Disney と サンリオ、などではなく)



● 補足


いつも参加いただいている経営者(知人)の方から、


「次回は、うちの場所でやりませんか」


という、ありがたいオファーをいただきましたので、次回は


「リアル」


討議にします。



他社事業、しかも、


「全く土地勘のない分野」


の企業や事業について、ビジネスモデルを


「多面的に」

「投資家目線で」

分析すると、自身の事業に生かせる色々な気づきがありますね、という感想も、何名かの方からいただいています。



委細は別途。



楠浦 拝



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2017年1月20日金曜日

アイデア/情報の「エッジ」に注目し、「チーム」で発明に育て上げる~自分では気づけない「エッジ」(発明塾第360回)

今回は、冒頭に前回Blogで出題した「宿題」の討議をまず行い、その後、発明討議を行いました。


● 何を「エッジ」と捉え、育てるか

アイデアの「育成」という考え方の元になってるのは、実は、以前から言っている

「詰める」

という活動であることを説明しました。以前の塾では、「詰め」の練習になりそうな題材を僕、あるいは、各自が持ち込み、討議することがよくありました。

今回の、題材において、

「何をエッジと捉えたか」

で、その次の打ち手は変わってきます。唯一の正解はありません。また、最初の一歩次第で大きく変わる可能性があることを、よく憶えておきましょう。

僕は

「折り畳み」



「電動」

の共通項に何があるか、を考えました。これは、

「制約思考」

で取りあげている考え方です。

「因数分解して、集合論に持ち込む」

という、発明塾で多用する、最も基本的な考え方の一つです。

小塚さんともアプローチが分かれたところですので、

「唯一の正解はない」

という、僕の考え方は、理解してもらえたと思います。


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Amazonのプログラムから画像を引くことにしました。画像が粗いのですが・・・。
英文版もありますので、大学生は、英語の勉強にもよいでしょう。



● 自身のアイデア、自身が見つけた情報の「エッジ」を見抜くことの難しさ

持ち込んでもらった、課題解決思考(1)

「ダントツワークシート」
(正確には、ダントツワークシートの形式に従った、未完成の文書)

を起点に、議論を始めました。課題解決思考(1)は、小塚さんが中心となり開発された発明ツールであり、

「ある材料の、新たな用途を探索する」
「ある技術、発明について、強みを生かした新たな発明を創出する」

ためのツールです。大学時代に使いこなせるようになっておいて、損はないようです。
(OB/OG曰く、ですが)


よくあることですが、

「持ち込んだ当人は(不慣れなので)、エッジ情報の”エッジ”に気付かない」

ものです。今回もそうでした。なのでいつも、

「ダントツワークシート、書いてきてね」

というのです。

「周りが拾い上げ、育てる」

という、発明塾の本質である

「組織で創造性を発揮する」

ために必要なツールだからです。


今回は、まず僕と小塚さんがほぼ同時にいくつかの視点でエッジを拾い上げ、小塚さんが育て、再度僕が詰める、という

「パス回し」(工程管理)

で、一気に発明に仕上げました。


とはいえ、発明提案として仕上げるには、まだまだ検討すべき内容がありますので、次回は

「発明提案書」(SR)

に記入してくるようにしてください。



【宿題】
前回Blogで出題した「宿題」の討議をふまえ、

「なぜ、”折り畳み”に注目したか」

僕の思考回路を

「リバる」

作業を行ってください。


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