執筆を少しさぼっておりました。
1月中旬にインフルエンザにかかって以来、いろいろなリズムが狂ってしまい、元に戻すのに苦労しました。
歳を取ると、自身の体のことも、なかなか思い通りにいかないもんですね。
(ちょっとボヤいてみました)
さて、今は完全に元に戻しまして、筋トレなども再開しています。この間、いろいろな場へお誘いいただいた方には、不義理をいたしました、大変申し訳ございませんでした。
第418回は、社会起業部7割、投資部3割という感じで実施しました。
以下、タイトルにも掲載した言葉は、僕が、メンバーの一人に贈った言葉です。
「人生をかけていい、と思えるネタを、人生かけてやればよろしい。必要な知識やアイデアは、発明塾の仲間が、きっとくれるから。」
何でもかんでも自分でやろうとしたり、何でもかんでも自分のこだわりで進めようとして、結局何も進まない、ということは、よくあります。
「捨てる」
「流れに任せる」
「仲間に任せる」
そんなことも、大事だと思います。
「それでも、どんどん進むこと」
が
「よいネタ」
なんじゃないかなと、僕は最近思ってます。
グロース投資っぽい話かもしれません。
発明塾は、僕のポリシーで
・発明がしたい人(事業には興味が無い人)
・事業がしたい人(何かやらないと気が済まない人:笑)
・投資がしたい人(自分で何か事業を興すまでには至らないけれど)
いずれのメンバーも、積極的に受け入れることにしています。
上記、いずれにも当てはまらない人であっても、発明塾で、仲間と共に何かに貢献したい、何かを成し遂げたいという人は、できるだけ受け入れていきたいと考えています。
この背景にある僕の考え方は、またどこかで詳しく述べたいと思います。
いつも言っていますが、
「大学生活に飽き足らない」
学生さんには、是非一度、発明塾を体験して欲しいですね。
普段は、Facebook内のGrで情報をやり取りしています。まずはGrに入ってみたいという学生さんは、僕のFacebookまでMessengerでご連絡ください。
さて、最近考えていることや感じていることをいくつか、以下に書いておきます。
以前、今後は少しアウトプットに注力するため、あまり本は読まないことにしたということをどこかに書いた気がしますが、気が付くと、以外に毎週結構な数の本を読んでいるようです。
(週に4-5冊?ぐらいでしょうか)
いくつか特徴があります。
・ オーディオブック、あるいは、Kindleで読み上げで読む
・ 小塚さんが推奨する本が圧倒的に多い
・ 得た気付きを、メール講義でどんどん共有している
順に行きましょう。
オーディオブック、あるいは、Kindleで読み上げで読む
これは、英語の本については、古いKindleの機能を使って読み上げで読むと楽だなぁと、以前から実践していたのですが、最近は日本語の読み上げも違和感がなくなってきて、常に利用しています。
目視で読むというのは、意外とモチベーションを要求しますし、そもそも目が疲れます。今の僕のように、教材改訂などをみっちりやっていると、1日十何時間PCモニターに貼り付き、ということもあるわけで、正直、その後本を読む気は起りません。
(目が痛いので)
川崎で設計者をやっていたころ、やはり、CADに一日15時間とか貼りついていたので、目がいたくて、帰ってテレビも新聞も見る気もしない、なんて時期がありました。
読み上げだと、英語でも苦になりませんので、大変助かりますし、読み上げ速度を上げていけば、斜め読みに近いスピードで読めます。聞き逃しても、2‐3回聞けば頭に入りますので、とても助かってます。移動中も重宝します。
小塚さんが推奨する本が圧倒的に多い
そもそも僕が読みたいと思う本が少なくなっている中で、よくもまぁ、いろいろおもろい本を見つけてくるなと思います。仕事で
「共通言語」
として必要なので読んでくれ、というものが多いのですが、何にせよ彼の本選びのセンスには脱帽です。ずいぶん楽させてもらっているなという気がします。それができる背景は一つではないでしょうが、社内と塾内では、僕のリアル本棚はほぼ完全に公開されているので、
「これ読んだことありますか」
とかいう会話にもなりづらいですし、塾の古参メンバーの大半は、楠浦が紹介している本や、本棚として公開している本を大半読んでいると思うので、それを土台に、
「次に読むならこれ」
というものが、勝手に出てくるのではないかと想定しています。
(元々それを想定して、リアル本棚を公開しています)
メンバーは知っていると思いますが、僕の本棚は相当脈絡が無いので、広く公開することはしませんが、塾生には、何らか参考になればいいだろう、ということで公開しています。
(音楽、絵画や彫刻、お笑い、囲碁、将棋、スポーツ、教育、投資、経営、発明、技術、工業デザイン、知財を含む法律や判例、東西の古典や伝記、聖書やコーランなどの経典、語学、小中高の学習参考書、受験参考書、など)
得た気付きを、メール講義でどんどん共有している
読者の方はお気づきだと思いますが、最近特に、発明塾の活動で得られている知見について、メール講義で配信することが増えてきました。
以前、企業内発明塾へ参加いただいた方から、
「毎週毎週、あれだけいろいろなノウハウをまとめて情報発信されるのは、大変だなーと思うし、相当の蓄積があるんですね」
というコメントをいただいたことがあります。
特に最近、積極的にドキュメント化して蓄積するようにしています。
言葉にすることで、より正確な理解が可能になると考えていますし、意識的に実践することも可能になるからです。過去、それを自身の手元のノートで大半行っていましたが、現在は、大半をクラウド上に蓄積し、その下書きや殴り書きをノートを使って行う、という感じにしています。
読書により言語化される、つまり、読書中に、
「あー、そうそう、そういうことやねんなー、全く同じことを、300年も前に言うてるやつがおるな」
みたいなことがよく起こるのですが、そういうものを一つ一つ書き溜めてきたものが、最近、一気に文章化されてきたような感じです。
「いい子」をやめない限り、主体的経験は生まれず、
何も学べないし、成果も出ない。
冒頭に書いた、いろんな人を積極的に受け入れることにしていますよ、というのと僕の中ではつながっていますが、アイデア/発明にはまだまだ無限の可能性があると思っています。つまり、それはそのまま
「発明塾の可能性」
が無限であることを示していると、僕は考えています。
・ 自ら事業化する
・ (有償/無償で)譲渡する
・ 同じようなアイデアを持つ人を支援する
これも、順に行きましょう。
アイデアを自ら事業化する
説明不要だと思います。もともと僕は、ここから始まりました。で、いろいろなご縁で
「アイデアだけでも提供してもらえないか」
と言われ、次のフェーズに至っています。
(有償/無償で)譲渡する
発明が売れる時代、であることは間違いありません。
アイデア/発明にいろいろなエグジットがあることはいいことですし、日本の企業が
「アイデア募集」
を大々的に打ち出し、来たアイデアを(即座に)数億円で買い取る時代になったことも、また非常にいいことです。人材獲得競争の側面もあるでしょう。今後、表彰して終わりのなんちゃってアイデアコンテストや、
「事業化するなら出資するよ」
という、一見ありがたいようで、実際なんだかよくわからないアイデアコンテストだけでなく、アイデアを(それなりの)高額で買い取るコンテストが増える気がしています。優秀な人材に振り向いてもらう、ことを重視している企業が、そういうことを仕掛けてきているな、と感じます。
一方で無償で譲渡(あるいは、制約なくオープンに)することにも、実はいろいろな使い方があるのですが、今回は割愛します。知財戦略的な話も、含まれてきます。
同じようなアイデアを持つ人を支援する
投資、という観点から、僕はここに注目しています。アイデアもいろいろなものがありますし、必要であればどんどん出せるものでもありますので、それを、程度にあわせてどう役立てていくか、今後もいろいろな可能性を追求したいなと考えています。
ちなみに、企業内発明塾で
「実働支援」
として、僕やメンバーが一緒になって
「最先端情報(エッジ情報)」
を探し、アイデアを出し・・・ということを行っていますが、これも
「アイデアの使い方」
の一つではないかと、考えています。何にせよ、アイデアがいろいろな人の役に立つ、それは我々にとって非常に良いことだと考えています。
発明塾は、仲間を常に募集しています。
学生さんは、どなたでも参加可能です。
社会人の方は、参加者の紹介が必要になります。
参加希望の方は、参加者か楠浦までご連絡いただくか、あるいは、以下をお読みの上、記載の方法でご連絡ください。
楠浦 拝
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